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中学受験の偏差値40は本当に「できない子」なのか?|家庭教師のアスピレーション

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中学受験の偏差値40は本当に「できない子」なのか?|家庭教師のアスピレーション

中学受験の偏差値40は本当に「できない子」なのか?|家庭教師のアスピレーション

2022/07/29

塾で「全国統一小学生テスト」などの中学受験生向けの模試を受けて

「うちの子、勉強はできる方だと思っていたのに偏差値40!?全国レベルでは通用しない子だったなんて・・・」

とショックを受ける保護者の方がおられます。

 

確かに、偏差値というのは50が真ん中であり、偏差値40というのはいわゆる「できない子」に分類されます。

 

しかし、これは事実ではありません。

中学受験における偏差値40

これは「かなりよくできる子」です。

 

「さっきと言っていることがちがうじゃないか!」

と思われる方もおられると思いますが、これにはカラクリがあります。

 

そのカラクリを解き明かすには、まず「偏差値とは何か」を知らなくてはなりません。

偏差値とは、簡単に言うと「周りと自分との実力を数値で表したもの」です。

50を真ん中として、それよりも数字が上ならば真ん中より上位、逆にそれよりも数字が下ならば真ん中よりも下位という事です。

 

分かりやすく割合で説明すると、偏差値60という数字は上位15%以内くらい、偏差値70ともなると上位2%くらい。

逆に偏差値40は下位15%くらい、偏差値30は下位2%くらいの値と思っていただければ大きなずれはありません(正規分布していることが前提)。

 

「じゃあ、偏差値40はやっぱりダメじゃないか!」

こう思われた方、それは全然違います!

 

なぜか?

それは偏差値が「周りとの比較」だからです。

「周り」のレベルが違えば、偏差値は当然違ってきます。

 

ちなみに、岡山県でガチで中学受験をするという生徒は10%以下。

都心部でも20%程度です。

 

そうなのです。

中学受験向けの模試を受けるという事は、学力レベル上位20%以下の世界で戦っているということになるのです。

 

なので、中学受験における偏差値40は全国の小学生で言うと偏差値60くらいに相当し、十分に「できる子」と言えるレベルなのです。

 

この事実を知っていれば、テストの結果が返ってきたときに無駄なショックを受けたり、子供を責めたりする必要が無いことが分かり、冷静でいることができます。

ぜひ、結果に落ち込むことなく志望校を目指していただきたいと思います。

 

それではまた。

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