オンライン授業のメリットとデメリット｜家庭教師のアスピレーション

今回は「オンライン授業って実際どうなの？」という疑問に答えていきます。

 

家庭教師のアスピレーションでもこの度、オンライン授業を行える環境が整備できたので、オンラインでの指導を行っています。

 

オンラインでの家庭教師の指導を希望される理由は主に次の３つ

①距離が遠い

②感染症対策

③家の中での指導に抵抗がある

 

①は単純です。

私は現在、岡山県倉敷市で指導をしておりますが、オンラインでは東京都の生徒も指導させていただいております。

 

②は言うまでもなくコロナの影響です。

ここ数年でコロナによるオンラインの普及は目覚ましいものがありました。

 

③は「家に招くのはちょっと・・・」という方です。

他人を家に入れる事に抵抗がある場合や散らかった部屋を片付ける必要がある場合、お菓子屋飲み物などの気を遣うのが面倒な場合などがあります。

 

オンラインは①②③の全てを同時に解決できるので、そこは大きなメリットだと言えるでしょう。

 

それでは、私が実際に指導をしてみての感想や保護者の方からの感想なども踏まえてもう少し詳しくメリット・デメリットを解説します。簡単にまとめると以下のようなものがあります。

 

＜オンライン指導のメリット＞

・塾への送り迎えが不要（塾の場合）

・駐車場や交通費が不要（家庭教師の場合）

・指導している様子を見ることができる

 

＜オンライン指導のデメリット＞

・信頼関係が構築されにくい

・画面外の様子が分からない

・手や物が届かない

 

まず、メリットについてですが、実は子供よりも保護者側に大きなメリットがあります。まず、送り迎えが必要無いので、保護者の方はその分、自分の時間を有効活用できます。

また、家庭教師の先生は通常、地方では車でお家にうかがうことが多いので、駐車場が無い場合には困ってしまうことがあります。オンラインだとそれが必要ありません。

そして、なんといっても一番大きなメリットは指導の様子が見られるという事だと思います。

私は学習塾の一番の問題点は「保護者から指導の様子が分からない」という事だと思っています。

しかし、オンライン指導なら、子供にお菓子の差し入れをしたり、リビングなら後ろを通りかかった際に授業の様子を知ることができます。これは学習塾にはない大きなメリットだと思います。

 

ですが、当然デメリットも存在します。

まず、オンラインのみで指導している場合、オフラインよりも信頼関係が薄くなりがちです。やはり、実際に会ってみないと伝わらない空気感のようなものがあります。そういったものが欠如するので、信頼関係が薄くなりがちです。そうすると、やる気の向上につながりにくかったり、結果が出る前に退塾につながったりするケースが多々あります。

そして、自己管理ができない生徒の場合、画面外の行動が見えないのはかなりのリスクがあります。

例えば、単語テストを行った際などに画面外でカンニングができたりします。オフラインではすぐに気づく行為ですが、オンラインでは気づけないこともあります。

さらに、モチベーションの低い生徒や部活で疲れている生徒の場合、指導中に寝てしまう事があります。

オフラインであれば注意して起こすことができますが、オンラインでは声しか届かないので、熟睡している場合は起こすことが不可能です。

 

いかがだったでしょうか？

特にコロナの影響で一気に需要が拡大したオンライン指導ですが、やはりメリットとデメリットがどちらも存在していることが分かっていただけたと思います。

 

ぜひ、これらの事柄を参考にして、我が子や家庭の環境にオンライン指導が適しているのかどうかの指標にしていただければと思います。

 

それではまた。