【ゲーム好きな男の子】の国語力を劇的に上げた方法|家庭教師のアスピレーション
2022/04/16
※この記事は「【算数が得意で国語が苦手】な男の子が劇的に変わった方法教えます!」という記事の続きの内容です。
「うちの子ゲームは一生懸命にやるのに、勉強に身が入らなくて・・・。ゲームの集中力の1%でも勉強に向けてくれたら・・・。」
【あ!うちの子の事だ!】と思った方!朗報です!
実は、そんな【ゲーム大好きな男の子の学力を大きく上げた成功例】を紹介いたします。
まず、この男の子を仮にA君としましょう。
以前の記事でも書きましたが、A君は算数は得意な子でしたが、国語がかなり苦手でした。
A君は言います。
「主人公の気持ちなんてわかるわけないじゃん。国語の読み取り問題って無料ゲー」
そんなA君に私は言いました。
「主人公の気持ちを本当に読み取る必要はないよ。文章題を解くにはまず語彙力、それから論理力をつければいい。」
この【語彙力をつける方法】については前回の記事を見てください。
さて、実はA君には国語の文章題以外にも致命的な弱点がありました。
これは、A君以外にも困っている方が多いはず・・・
そう!A君の一番の課題は【作文力】だったのです。
A君は中学受験をする予定の生徒でしたが、A君の受験する学校では毎年作文問題が出題されており【作文力が無い事は不合格】を意味していました。
そこで私は【ゲームが大好き】と【作文】を結びつけることにしました。
A君に私が与えた宿題。
それは・・・【毎日ゲーム日記を書く事】
日記と言っても大したものではありません。本当にゲームをしていて感じた事などを2~3行程度の日記にするだけです。
ただし、ここにはある仕掛けを施しました。
それは、作文力と同時に語彙力を上げる仕掛け。
7日間の日記の中で3日分だけ【指定した10個程度の四字熟語や慣用句の中から1つ以上を使って】作文をつくる事。
例えば、こんな感じです。
「今日僕はフォートナイトで対戦をして戦いました。味方がすぐにやられてしまい、まさに四面楚歌でした。」
この文章を毎回授業の際に添削します。
「うん。四面楚歌の使い方、よくわかってるね。【対戦をして戦う】は【戦う】という表現が被ってしまってるから【対戦をして楽しみました】とかでいいよ。」
A君にはこの日記を2年間毎日書いてもらいました。
すると、1年後くらいに成果が見え始め、受験の直前には、私もご両親も感動するくらいの成長を遂げました。
例えば【丸いものについて自由に書きましょう】
のような非常に抽象度の高い200字程度の自由作文も難なく書けるようになりました。
しかも、大人が「おー!」と感動するレベルで。
そして、A君は志望校に無事合格することができました。
しかも、学校で3本の指に入る好成績でS特待生としての合格を勝ち取りました。
さらに、入試の時の得点は何と算数よりも国語の方が上だったのです!
このように、私は【生徒一人一人の個性に合わた指導】が行えるので、家庭教師という形式は自分に合っていると思っています。
もちろん、集団指導で生徒の気持ちをアップさせ、成績を上昇させる方法も素晴らしい。
でも、やはり私は一人一人を大切にしたいという気持ちが強いんだな・・・とあらためてそう思いました。
それではまた。
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