子供が【YouTuberになりたい】と言ったらどうしますか？｜家庭教師のアスピレーション

「子供がYouTuberになりたいと言っているんですが、どうしたらいいですか？」

これは多くの保護者の方が悩んでいることです。

 

YouTuber以外にも、女優・声優・プロゲーマーなど、一般的に親が応援しにくい職業は他にもあります。

 

大抵の親御さんは子供が突然「私、女優になりたいと思うんだ」「僕、YouTuberになるよ」なんて言い始めたら、

「そんな職業で食べていけるのはほんの一握りの人たちだけなのよ。」などと言って無自覚で子供の夢を潰してしまいます。

 

でも、私はこれはもったいない事だと思うのです。

だって、もしかしたら本当になれるかもしれないじゃないですか？

 

とは言え、親心として失敗の少ない堅実な道を歩んで欲しいという気持ちはよく分かります。

 

では、どうしたらいいのでしょうか？

 

答えは単純明快です。

実際にその職業についている人に話を聞けばいいのです。

 

例えば私は過去に下記のような取り組みをしたことがあります。

 

私の指導していた生徒に【声優になりたい】と思っている中３の男の子がいました。

その生徒に対して私がしたことは、

 

①知り合いを通じて声優さんを紹介してもらう

②声優のなり方・注意点・今からやっておいた方がいい事・業界の裏話などを聞き出す

③②で聞いた内容を資料としてまとめ、その生徒とお母様にお渡しする

ということです。

 

また【ボカロPになりたい】という女の子にも同じように、

①TwitterでボカロPの方にDMを送る。

②ボカロPのなり方・注意点・必要な能力などを返信してもらう

③②の返信内容をお母様にラインで送る

ということをしました。

 

そう、我々大人が本当にやるべきことは、子供に無難な道を用意することでも夢を否定する事でもなく、【どうやったらなれるのか】【実際はどんな職業なのか】【どんな苦労があるのか】などを一緒に情報収集することなのです。

 

その上で子供が【私には無理っぽい】と思うのならそれでいいし【やっぱりやってみたい】となれば、出来る限りの応援をするのが【関わる大人の役割】だと、私はそう思います。

 

私の仕事は【勉強を教える事】【成績を上げる事】【志望校に合格させる事】ですが、【子供の可能性を信じ切る事】もまた私の大きな仕事の一つであると考えています。

 

それではまた。