【成績が上がらない方必見】良い先生と良い塾の見つけ方｜家庭教師のアスピレーション

2022/08/16

成績が上がらないで困っている！

こんな方は、もしかしたら選ぶ先生を間違えているかもしれません！

今回は私が思う【良い先生】の見分け方についてお伝えします。

先生選び、塾選びの1つの基準にしていただければと思います。

さて、私は地元大手塾で6年以上塾講師をしていましたが、やはり講師には人気の講師とそうでない講師がいました。

そして、特にこの違いは年齢が高くなるにしたがって顕著に表れていました。

若い講師は「若い」というただそれだけで人気が出てしまうものです。

当時私は20代だったので、自分で言うのもおかしいですが、それなりに人気の講師でした。

しかし、中には50歳を超えてもなお、生徒・保護者の方から絶大な人気を誇っている講師も存在しました。

そして、当然のことながら、ベテランの人気講師の方がきちんと生徒の成績を伸ばすことができていました（どこの教室の生徒なのかは、塾内のテストの成績で把握できる）。

では、人気で成績をきちんと上げる事ができる講師とそうでない講師、みなさんはどちらの講師にお子様の指導をお願いしたいでしょうか？

当然、前者ですよね？

ということで、私が実際の現場で【できる講師】と【できない講師】を観察してみて気づいた、いわゆる【良い先生】の条件を3つお伝えします。

＜良い先生の条件＞

①保護者の方と積極的にコミュニケーションをとる

②保護者面談の際、その生徒自身の性格や改善点について具体的なアドバイスをくれる

③先生自身も常に勉強し続けている

①は当然だと思われるかもしれませんが、塾講師の中でも意外と授業だけを大切にしている方は多いのです。しかし、生徒の成績向上には生徒本人・保護者の方・講師の信頼関係が必要不可欠です。

いわゆる「授業職人」のような先生は自分の授業の質に絶対の自信を持っているので「俺（私）の授業は素晴らしい。成績が上がらないのは、生徒に問題がある」と思っていたりします。

このような講師はたくさん見てきましたが、年齢とともに人気が無くなり、ただの職人気質のイタイおっさん、おばさんになってしまいます。当然、良い先生とは言えません。

②は要注意です。なぜなら、講師のその生徒に対する真剣度、興味関心の度合いを知ることができるからです。保護者面談の場で「この偏差値で行ける高校は・・・」など、データや結果に基づく話しかできないようなら、すぐに退塾を検討すべきです。その講師は、あなたのお子様をただの「金を落とすカモ」くらいにしか思っていません。本当にその生徒の事を考えている講師であれば、生徒自身の性格や弱点を分析する筈なのです。

そして、人気講師は「○○くんは、真面目にコツコツ取り組めるのが強みですね。ただ、数字の書き間違いや符号のミスが多いのが弱点となってしまっていますね。これは一朝一夕で直るものではないですが、塾でも粘り強く指導させていただきます。」など、必ずその子自身の性格や弱点に言及します。

最後に③ですが、実はこれが最も大切です。

歳をとっても人気の講師とそうでない講師で最も違うのがこの部分です。

この「勉強」というのは、自分の指導する科目の勉強はもちろんですが、もっと広い意味での勉強です。

例えば、今、学生の間で流行っていることや人気の芸能人、ゲーム、アニメなどについての勉強は大切です。

授業で分かりやすい説明をするためには「たとえ話」が必要不可欠。

そのたとえ話を20年以上使いまわしている講師もいましたが、

「加法定理　sin(α±β）＝sinα cosβ±cosα sinβで、（さちここばやし、こばやしさちこ）と覚えるんだ！」

なんて言っても、今の生徒たちは「小林幸子って誰？」ってなりますよね？

その点、歳をとっても人気の講師は、自分の専門分野である教育に関してもよく勉強していることが多く、自己啓発などにも取り組んでいる方が多いので、生徒に対して勉強以外にも人として大切な事も教えてくれます。

そのことにより、生徒自身も大きく成長し、保護者の方も「塾に行ってから、うちの子が変わった！」と実感しやすくなるのです。

そして、それが口コミとなり、その先生の人気は継続していく。